全ての物事には正解があるという風に思い込んでいる人がいます。正解があると思い込んでいる人は、占い師に尋ねることで正解を探し求めようとします。しかし、実際には物事に正解が存在するわけではありません。自分で正解を見つけ出すという意識が重要になる点をしっかりと把握してください。
物事には正解がないと認識せよ!
何事にも正解があるわけではないので、注意してください。正解があると思い込むと、なかなか質問がしにくいのではないでしょうか。それは占いにおいても同じで、どんなことにおいても正解があるというわけではありません。正解を教えてくださいと言われても、それを教えることができないというのが正直なところです。
学校で習ってきたことについては、正解があることが前提です。数学の問題においては、正解があることを前提に、問題が作られています。正解があることを想定しながら問題を解いていけば、いつか正解にたどり着きます。学校教育において、正解があるということを教えられ続けてきたため、大人になっても正解を追い求める行動を取りつづけます。
常に他人に指針を与えられて生きていくのは、とてもつまらないのではないでしょうか。子どもの頃は、両親や学校によってレールが敷かれた状態です。レールが敷かれた状態で生きて行ったとしても、全然面白くないでしょう。
レールが敷かれた状態で生きていく場合は、何も考えずにレールの上を歩いていればよいので、非常に楽です。困ったことがあったとしても、レールの上に歩いていればきっと答えが見つかるかもしれません。ただ、先が読めない時代になっていくと、親や先生がレールを敷くこと自体ができなくなります。そうなると、路頭に迷ってしまうでしょう。
正直言えば、物事に絶対的な正解はありません。他人がおぜん立てしたものでも、自分が積極的に進めたものでも、正解であることは間違いありません。自分の行動に対して、責任を持つことができれば、正解なのです。良いことが起これば良いですが、悪いことが起きたとしても、その結果を積極的に受け入れるならば、正解に向かって行動をすれば良いだけです。
行動を起こすために質問をしよう!
占いに行く理由は、悩みごとを解決したいからではないでしょうか。悩みごとを解決したいという行動は良いですが、絶対的な正解を求めるのは全然違います。絶対的な正解が存在するというわけではありませんので、最終的には依頼者の行動にゆだねることになります。
自分の行動につなげるために鑑定を利用するのです。自分の行動につなげるために、この悩みはどういうことから派生したのかなど、悩みに関する背景をしっかりと理解する必要があります。悩みごとに関する背景を知ることができれば、自分の行動を変えてみようという気になります。
ただこうすれば良いと言われてみても、なかなか行動に至らない人がいます。行動に至らない理由は、行動を起こすための発問をしていないからです。なぜこういう悩みや問題が発生しているのかという分析が必要不可欠です。分析ができていないと、行動を変えてみようという気にならないでしょう。
鑑定をした時には、どういう行動を取れば良いのかという結果がもらえることがあります。ただ、結果だけをもらったとしても、行動しようと思わないでしょう。行動するモチベーションをもらうために、必要に応じて突っ込んだ質問を行うべきです。
なぜこういう行動を取らなければいけないのかということを、はっきりさせる必要があります。アドバイスなどで分からないことがあれば、質問してみるのも良いでしょう。